2019.11.06 Wednesday                

美と医療のクロストーク

ある人に「優等生すぎる理由」と言われてからあまり公言しないでおりましたが、

私の作品クリエイティブスナップ最初の意図には

「日常で生きている限り起こるネガティブな現実をたとえ一瞬でも忘れることがあるのなら、

例えば私の作品を見たことでその一瞬になれたら」との思いがありました。

それは痛みに苦しんでいる人へ、例えば病院という空間で写真をしっかりした展示ができないか、

辛い人たちへ少しでも気の紛れになれる写真を展示できないか、

そのコンセプトからの企画を当時付き合いのあった

医療メーカーとも繋がりの強いカメラメーカに話をしました。

また実際市立病院でも企画書を提案しました。

当時は誰もピンと来ない、そんな感じでした。


願いは通じるものですね。

それから10年ほど月日が経ちました。

この度、私のその思いとがっちり一致した先生と出会うことができました。

医院長の言葉に感動してます。

新しいことなのかもしれません。

でもきっと何かの一歩になると思っております。

 

ギャラリーのあるクリニックです。
病気でない方も気軽にのぞきにいらしてください。
ニースで撮った作品です。

全てニコンZ50で撮影しました。

 

オープニング記念イベント「医療と美のクロストーク」

11月30日(土)15:00〜16:00(無料)

面白い話だと思います!
是非、いらしてください〜♬

 

会場:医療法人 きむら内科クリニック

神奈川県川崎市麻生区五力田2-14-6

アクセス:小田急線 新百合ヶ丘駅のりかえ1駅 五月台駅から徒歩4分

お問い合わせ先:医療法人 きむら内科クリニック

移転準備事務局(担当:重藤) tel:044-981-6617

 

 

ご挨拶

 

クリニックを拡張移転することに決めた時、医師を目指した時からずっと

ブレることなく追求してきた「心にフォーカスする医療」を、

これを機にどのように跳躍させるかを考えていました。

肉体寿命を延ばすことを追求する医療は、それがどんなに素晴らしい発見を

伴っていたとしても、人間が不死ではない以上、必ず敗北することになっています。

けれども「心にフォーカスする医療」は、病気になった原因である心の傾向性を知り、

不運な出来事に対するポジティブな見方を知ることで、軌道修正をはかり、

病気を人生成功のチャンスに変えるポテンシャルを秘めています。

これは人生における勝利であり、

それが結局は次世代の人々や未来社会にプラスの遺物を残すことに繋がります。

私はここに、「医療における美学」を感じるのです。

それを今度は未病の方にまで拡大させたときに、

真の予防医学が完成するのではないかと考えたのです。

 

人は誰でも人生の途上で苦難、困難に遭遇します。

けれど、それに打ち負かされるために生まれてきた人は一人もいません。

我々はその苦難困難を通じて、心を磨き、人格を高め、成長するために生まれてきているはずです。

クリニックに来る人は必ずしも病気でなくても良い。

日常のストレスから解放され、癒され、

病気の種になるネガティブな心を軌道修正させるために役立つなら、

それもクリニックの使命であることに気付いたのです。

私はそれぞれの人生を唯一無二なものとして尊重し、

その人が気付いていない人生における輝ける断面を切り取って伝えてあげたい。

そうして自己信頼を回復して頂きたいと願って診療を行っています。

 

丁度その時、クリニックの天才的な設計に関わってくれたアーキテクトを介して、

写真家の佐藤倫子さんを知りました。

アーキテクトの中には、緻密に計算されたビジョンが既にあったのでしょう。

彼女の作品を初めて見た瞬間に僕は、デジャヴを感じたのです。

雑多な世の中のビジュアルから、彼女が感性で切り取っている「瞬間の美」は、

まさに僕が患者の人生から切り取ってきた「美の断面」と

まるで同じコンセプトであることに気付いたのです。

未病の方に、彼女の作品を観てもらえば、

自らの人生の美しさに気付いて頂けるチャンスを提供出来るかも知れないと。

佐藤さんも全く同じ見解でした。

病気の方や、未病の方が作品を観て、

一瞬でも痛みや苦しみから解放されて心を止める「癒しの瞬間」をプロデュースしたいと。

そのような経緯で、クリニック内にアート・ギャラリーを設けることになったのです。

 

「病気じゃないけど、クリニックに癒しの作品を観に行ってきた!」

という新しい価値観を創造したいと考えています。

 

医療法人きむら内科クリニック理事長 木村謙介     


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